先日は、「MAMPをインストールしてローカルな開発環境を作る」という記事で、Macにローカルな開発環境を実現するソフトウェア、MAMPのインストール方法をご紹介しましたが、ここからは、実際にWordPressをインストールする手順を、2回に分けてご紹介します。
今回はインストールのための準備編です。決して難しくはないので、これを機会に頑張ってチャレンジしてみてください!
データベースを構築する
最初に、WordPressをインストールするために必要な、データベースを構築する作業からはじめましょう。
Macのアプリケーションの中から、MAMPを起動してください。
すると、スタート画面に、「サーバを起動」とあるので、クリックします。
この画面では、他にも、設定(Preferefce)などの項目がありますが、とりあえずデフォルトのままで問題ありません。
サーバを起動すると、自動的にブラウザが立ち上がり、MAMPのスタートアップの画面に偏移しますので、「phpMyAdmin」をクリックしてください。
phpMyAdminにアクセスできたら、次にデータベースを構築していきます。
画面上部の「データベース」タグを選択。
次に、「データベースを作成する」の空欄とプルダウンメニューの二箇所に入力していきます。
データベース名には、任意のデータベース名を入力します。今回はwordpressとしてみました。
プルダウンメニュー(照合順序)は、「utf8_general_ci」を選択します。
すると、「このデータベースにはテーブルがありません。」とのアラートが出ますが、後ほどWordPressをインストールすれば、テーブルは勝手に設定されるので、ここは気にしなくて大丈夫です。
これで、WordPressをインストールするデータベースの準備が整いました。
次は、いよいよWordPressのインストール作業に入ります。
MAMPにWordPressをインストール
WordPress.org の公式サイトより最新版のWordPress をダウンロードします。
ダウンロードしたWordPressフォルダを解凍して開くと、たくさんのファイルとフォルダが確認できるはずです。
次に、ダウンロードした全てのファイルをMAMPのhtdocsフォルダにドラッグ&ドロップします。
場所は、「アプリケーション」→「MAMP」→「htdocs」です。
ここで注意してほしいのは、ドラッグ&ドロップで移動するファイルは、WordPressフォルダの中身だけです。フォルダごと移動しないでください。
ファイルを移動できたら、htdocsフォルダを開いて、きちんとドラッグ&ドロップできたか確認しましょう。
きちんと移動できていればインストールの準備完了です!
http://localhost:8888/ にアクセスして次の画面が表示されればOKです。
これで、MAMPを使って、ローカル環境にWordPressをインストールする準備が整いました。
テスト環境の構築まで、あと少しです。
次回は、いよいよWordPressのインストールに入ります。